✅ダウ+0.47%
✅ナス +0.07%
✅SP500+0.15%
15日のニューヨーク株式相場は、米物価統計を受けて追加利上げ観測が後退する中、4営業日続伸。 朝方発表された10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%低下し、市場予想を下回った。 前日の消費者物価指数(CPI)に続き、インフレ圧力の鈍化が確認され、連邦準備制度理事会(FRB)による現在の金融引き締めの取り組みで、追加利上げが行われる可能性が低いとの見方が広まった。 PPIで市場の地合いが強まり、ダウは取引序盤から買い優勢で推移。前日まで3日続伸を受けた利益確定の売りにも押されたが、米小売り大手ターゲットの好調な業績見通しをはやして小売り銘柄に買いが波及する中、ダウは終日堅調な値動きを維持した。ただ、3万5000ドルの大台を回復して取引を終えることはできなかった。 米下院でつなぎ予算が可決されたため、政府機関の一時閉鎖回避へ前進したことも投資家心理を改善させる要因だった。 米長期金利の上昇がハイテク株の重しとなり、ナスダックの終値ベースの上昇率は0.1%を下回った。
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