✅ダウ+0.67%
✅ナス +1.64%
✅SP500+1.05%
1日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言などを受けて米長期金利が低下し、ハイテク株に買いが広がる中、3日続伸。
午前は米連邦公開市場委員会(FOMC)声明公表、パウエルFRB議長の記者会見を午後に控えて様子見ムードが強まった。ただ、低調な米サプライ管理協会(ISM)製造業購買担当者景況指数の発表などを受け、米長期金利が低下したのを眺め、ダウは午後の声明を前に強含みに推移した。
FOMC声明では、経済活動、雇用、インフレを抑制する要素が増えているとの認識が示されたほか、パウエルFRB議長の会見は「最近の長期金利上昇により、追加利上げには積極的でない内容」(日系証券)と受け止められ、長期金利が一段と低下。ハイテク株に買いが膨らみ、ダウは取引終盤に上げ幅を拡大した。ナスダックは約1.6%高で引けた。
朝方明らかにされた民間雇用サービス会社ADPの10月の就業者数は前月比11万3000人増と、市場予想を下回った。市場では労働市場の状況への注目が高い中、FOMCを通過し、週末の雇用統計が待たれている。
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