✅ダウ+0.07%
✅ナス +1.05%
✅SP500+0.57%
週明け14日のニューヨーク株式相場は、材料難で小動きとなる中、3営業日続伸。
取引序盤のダウは米長期金利上昇を受けて割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが先行。その後は前週末終値を挟んで方向感に乏しい値動きが続いた。終盤は主に軟調な展開だったが、引け際にハイテク株主導でプラス圏に浮上した。この日は米主要経済指標などの発表がなく、手掛かり難となった。
今週は夏休み取得中の市場関係者も多いとみられる。
連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨のほか、小売売上高やウォルマートなど米小売り大手の決算に注目が集まっている。
前週公表された7月の米卸売物価指数(PPI)は前月比、前年同月比ともに市場予想を上回り、前年比で伸びが加速。PPIを受けてインフレ鈍化期待が後退しており、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げがなお警戒されている。
ただ、市場では「(来年との予想が出ている)米利下げ時期が注目される中、消費動向を見極めたいとの向きもあり、動きづらいようだ」(日系証券)との指摘も聞かれた。
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