✅ダウ-0.43%
✅ナス -0.36%
✅SP500-0.53%
週末4日のニューヨーク株式相場は、減収決算を前日発表した米IT大手アップルが売り込まれる中、3日続落。
朝方発表された注目の7月の米雇用統計では、労働市場の底堅さが示され、景気後退入りが避けられるとの期待感が広がり、ダウは取引中盤まで堅調に推移。だが、最近の大幅な上昇を受けた利益確定の売りも出る中、午後にダウはマイナス圏に沈んだ。
アップルの四半期決算で業績に対する悲観的な見方から同社株が急落し、終日ダウの重しとなった。
アップルが3日発表した4~6月期決算は「iPhone(アイフォーン)」販売の伸び悩みで売上高が前年同期比1%減。減収は3四半期連続となった。
一方、雇用統計によると、平均時給は前年比変わらずの4.4%上昇と、高止まっており、インフレに対する警戒感は根強く、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げは完全には払拭(ふっしょく)されていない。
市場では、来週8月10日(木)夜9時半に明らかにされる米消費者物価指数(CPI)に注目が集まっている。
個別銘柄では、アップルが4.8%安、ダウ銘柄で最大の下落率だった。
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