✅ダウ+0.20%
✅ナス -0.43%
✅SP500-0.26%
1日のニューヨーク株式相場は、一部米企業の好決算を眺めて3営業日続伸。
建設機械大手キャタピラーがこの日発表した4~6月期決算は、1株当たり利益、売上高ともに市場予想を上回った。今回の決算発表シーズンで示されたおおむね堅調な業績に沿った内容で、今後の決算にも楽観的な見方が広がり、取引序盤のダウは堅調な値動きを示した。
ただ、午前に公表された7月の米サプライ管理協会(ISM)製造業購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を若干下回ったほか、6月の雇用動態調査(JOLTS)によれば、非農業部門の求人数が2カ月連続で減少し、ダウは景気への警戒感からいったんマイナス圏に沈んだ。だが、底堅い展開が続き、取引終盤にかけては再び堅調に推移した。
ダウは13連騰後、1日挟んで3営業日続伸と、この日も年初来高値を更新し、非常に買い意欲が強い状況が続いている。
今週はIT大手のアップル、アマゾン・ドット・コムの四半期決算のほか、週末には雇用統計の発表を控えているため、様子見ムードも広がった。「短期的な相場の先行きを占う上では特にアップル、アマゾンの決算が重要になる」(日系証券)との指摘が聞かれた。
コメント