✅ダウ+0.64%
✅ナス +0.18%
✅SP500+0.52%
25日のニューヨーク株式相場は、米実質GDP(国内総生産)速報値の公表を受けて景気への楽観的な見方が広がり、反発。
朝方発表された昨年10~12月期の実質GDP速報値は、前期比3.3%増と前期から減速。だが、6四半期連続のプラス成長を確保し、市場予想を大幅に上回る内容だった。インフレが抑制されつつ、景気の急激な悪化が回避できるとの期待感が高まった。
GDP統計を眺めて取引序盤からキャタピラー、スリーエムなど景気敏感株に買いが膨らみ、ダウは買い優勢で推移。中盤にかけて売りに押される場面もあったものの、終盤に騰勢を取り戻し、ダウは史上最高値を塗り替えた。ナスダックは6営業日続伸して取引を終えた。
市場では「最新週の新規失業保険申請件数の悪化も労働市場の軟化を示したことになり、景気の軟着陸期待につながった」(日系証券)との指摘が聞かれた。
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