✅ダウ+0.47%
✅ナス -2.05%
✅SP500-0.67%
20日のニューヨーク株式相場は、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の堅調な四半期決算が好感され、9営業日続伸。
この日発表されたJ&Jの4~6月期決算は増収増益となり、通期の利益見通しが上方修正された。決算発表シーズンが本格化する中、同社の好決算が買い材料視され、ダウは最近の強地合いを引き継ぎ取引序盤から買い優勢で推移。前日とこの日に明らかにされたIBMとトラベラーズの決算も「思ったよりも悪くない」(日系証券)内容となり、終盤まで堅調な値動きを示した。
ダウはこの日も年初来高値を更新。米CNBCテレビによると、ダウの9営業日続伸は2017年以来。
他方、ハイテク株は軟調。朝方公表の米新規失業保険申請件数が労働市場の堅調さを示す内容となり、米長期金利が上昇したことが圧迫要因だった。また、前日明らかにされたテスラの決算は増収増益だったものの、値引きによる利益率低下が嫌気され、この日の株価は急落。前日決算を発表したネットフリックスも売り込まれ、両社株がナスダックを押し下げた。
最新週の新規失業保険申請件数は前週比9000件減の22万8000件と、2週連続の改善となった。
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