✅ダウ-0.01%
✅ナス+1.68%
✅SP500+0.74%
11日のニューヨーク株式相場は、インフレに対する警戒感が根強い中、4日続落。
朝方発表された3月の米卸売物価指数(PPI)の伸びは市場予想を下回ったが、前日明らかにされた米消費者物価指数(CPI)を受けてインフレに対する警戒感が払拭されておらず、弱地合いの中で取引序盤のダウは売りが先行した。
ダウは徐々にアップル、マイクロソフトなどハイテク株主導で下げ幅を縮小し、午後にプラス圏に浮上した。ただ、物価統計を眺めて米利下げに対する不透明感が広がる中、上値が重い展開が続き、引け際に再びマイナス圏に沈んだ。
ナスダックはエヌビディアなど半導体株にも買いが入って約1.7%上昇し、3月22日以来約3週間ぶりに終値の史上最高値を塗り替えた。
市場では、12日のJPモルガン・チェースなどの金融機関の業績発表を皮切りに本格化する1~3月期の決算にも注目が集まっている。
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