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1日のニューヨーク株式市場はヘルスケア関連株に買いが入り、4営業日続伸。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億0915万株減の12億7256万株。
この日は製薬大手が堅調でアムジェンは4%超、メルクは3%超それぞれ上伸。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は2%超高となった。医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループは4.5%高で引けた。
日系証券筋は「このところ製薬株などはさえなかったが、新たな四半期を迎えて持ち高調整の買いが入った」と指摘した。
一方でエヌビディアは3%近く下げた。マイクロソフトは1%超安だった。
ダウ構成銘柄以外では、テスラは5%超安と下げが目立った。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がトランプ米大統領の大型減税関連法案を再び批判し、憤慨したトランプ氏がマスク氏の手掛ける事業について、政府補助金を打ち切る可能性を示唆したことが重荷となった。
米労働省がこの日発表した5月の雇用動態調査(JOLTS)は、非農業部門の求人数が前月比37万4000件増の776万9000件となった。市場予想(730万件=同)を上回り、景気の先行きを巡る過度の懸念が和らいだ。
米上院は1日、大型減税を盛り込んだ法案を賛成51票、反対50票の賛成多数で可決した。下院で再び可決する必要があり、今後の動向が注目される。

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