✅ダウ+0.58%
✅ナス +2.20%
✅SP500+1.41%
週明け8日のニューヨーク株式相場は、ハイテク株主導で3営業日続伸。
前週起きた米西部上空でのボーイング機の一部破損事故を受け、寄り付きから同社株が急落し、ダウの下げ幅は一時200ドルを超えた。だが、最近売られやすかったハイテク株が活発に買われる中、ダウはじりじりと下げ幅を縮小し、午後にプラス圏に浮上。終盤は堅調な値動きを維持した。
米長期金利の指標である10年物国債利回りが一時節目の4%を割り込み、ハイテク株の支援要因となった。この日は半導体株に買いが膨らんでおり、市場では「急伸したエヌビディア株が上場来高値を更新し、買い安心感が広がった。ボーイング機の事故は調査が始まったばかりで影響は不透明だ」(日系証券)との指摘が聞かれた。
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を探る上で今週発表される米消費者物価指数(CPI)に注目が集まっているほか、週末には一連の米大手銀行の決算公表を控えている。
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