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週末27日のニューヨーク株式相場は、5月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想とほぼ一致し、早期の米利下げ期待が広がる中、続伸。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は105.55ポイント高の2万0273.46と、約半年ぶりに史上最高値を更新した。
投資家が重視するS&P500種株価指数も約4カ月ぶりに最高値を付けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比17億9244万株増の29億4534万株。
イスラエルとイランの停戦で投資家心理が改善している。
また、米商務省が朝方発表した5月のPCE物価指数は前年同月比2.3%上昇。価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は2.7%上昇し、いずれも連邦準備制度理事会(FRB)が物価目標とする2%を上回った。
ただ、今のところ高関税政策の影響は顕在化しておらず、利下げ再開の時期が早まるのではないかとの期待が相場を下支えした。
一方、トランプ米大統領はこの日の午後、自身のSNSに「カナダとの全ての貿易協議を終了する」と投稿。カナダによる米IT企業へのデジタル課税などに不満を表明し、上げ幅を縮小する要因となった。

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