✅ダウ+0.80% ✅ナス+0.69% ✅SP500+0.82% 週末28日のニューヨーク株式相場は、半導体大手のインテルなどの企業決算が好感され、続伸。 インテルは27日の決算発表で、2023年後半に業績が改善する見通しを公表し、この日の取引で大幅に上昇。石油大手シェブロンも28日発表した決算内容が市場予想を上回り、積極的に買われた。 「今週はマイクロソフトやメタ(旧フェイスブック)などの好決算が相次ぎ、市場心理が高い状態が続いた」(日系証券)ことで、幅広い銘柄が値上がりした。 一方、米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行の経営破綻の恐れが高まり、相場の重しとなった。ロイター通信によると、連邦準備制度理事会(FRB)などの金融当局は同行関係者と接触し、支援策の協議を開始した。 3月に破綻した米シリコンバレー銀行に対する監督を巡り、FRBが金融規制を強化する方針を示したことも懸念材料になった。 市場は、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)の動向を注視している。CMEのフェドウオッチによると、8割以上の確率で0.25%の利上げを決める可能性が既に織り込まれている。 週末28日午前のニューヨーク外国為替市場では、日銀による大規模金融緩和の長期化観測を背景に円売りが加速し、円相場は対ユーロで一時2008年10月以来約14年半ぶりに1ユーロ=150円台に下落。 日銀は28日、植田和男総裁が就任して初めての金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決定。利上げを続ける欧米との金利差が拡大するとの見方から円売りが活発化し、円はユーロやドルなどに対して大幅下落した。
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