✅ダウ-0.11% ✅ナス-0.85% ✅SP500-0.41% 12日のニューヨーク株式相場は、午前の米物価統計公表後もインフレへの警戒感が根強く、反落。朝方発表された3月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.0%上昇。伸びは前月実績から減速したほか、9カ月連続で鈍化し、市場予想を下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げに対する懸念が後退し、ダウは買い優勢で推移した。 だが、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は5.6%上昇と、前月から小幅に加速。市場では次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利上げを予想する見方は強く、CPIの内容が見直されると、徐々に売りに押された。 午後に公表された3月のFOMC議事要旨は、米銀の経営破綻後の会合だったこともあり、ハト派の内容と受け止められ、いったん買いが強まった。ただその後は、このところの相場上昇基調を踏まえた利益確定の売りも出てダウは値を消し、取引終盤は軟調な展開が続いた。ナスダックは3日続落で取引を終えた。
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