✅ダウ-0.67%
✅ナス -0.55%
✅SP500-0.64%
27日のニューヨーク株式相場は、前日までの13連騰を受けた利益確定の売りに押される中、反落。
朝方発表された4~6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は4四半期連続のプラス成長となり、伸び率は市場予想を上回る内容。リセッション(景気後退)回避に対する期待が高まった。
また、4~6月期の米企業の決算発表シーズンが本格化する中、特に注目される米IT大手数社の一つであるメタ(旧フェイスブック)が前日引け後に発表した決算は7四半期ぶりに増益を確保。午前のダウはリスク選好の動きが強まり、主にプラス圏で底堅く推移した。
だが、利益確定の売りも出やすかったほか、米長期金利の上昇を眺めて割高感が意識されやすいハイテク株への売りが強まると、午後にダウは軟調な値動きに転じた。米長期金利の指標である10年物金利は午後に4%台に乗せた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、仮にダウがこの日上伸すれば14連騰と、1896年に算出が始まった指数の連騰としては1897年以来126年ぶりとなるはずだった。当時の構成銘柄数は12。
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