✅ダウ-0.30%
✅ナス+0.56%
✅SP500+0.11%
週明け3日のニューヨーク株式相場は、金融株やエネルギー株が売られる中、反落。
前週末5月31日にダウ平均は今年最大の上げ幅を記録。
6月最初の取引だったこの日はその反動で、取引序盤から売り優勢の展開となった。
午前に公表された米サプライ管理協会(ISM)の製造業購買担当者景況指数(PMI)は前月から低下し、市場予想も下回った。低調な同統計を受けて米長期金利が低下したが、ダウの反応は限定的。内容が消化されると、徐々に売り圧力が強まり、ダウはじりじりと値を下げ、下げ幅は一時400ドルを超えた。
その後も原油相場下落を眺めてエネルギー株が売られたほか、金融株も軟調に推移したものの、終盤にかけてダウは下げ幅を縮小した。来週の消費者物価指数(CPI)公表と連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、今週は米労働関連指標を中心に統計発表が相次ぐが、週末の雇用統計が特に待たれている。
米メディアによると、ニューヨーク証券取引所で3日、システム障害が発生し、一部銘柄が一時取引停止となった。
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