✅ダウ+1.15%
✅ナス +2.05%
✅SP500+1.56%
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は9日の講演で、米インフレ率が目標の2%を十分に上回っていると指摘し、追加利上げについて「適切ならためらわない」と表明。 利上げに積極的な発言と受け止められ、前日の相場の押し下げ要因となった。 ただ、この日は発言の内容が消化されて追加利上げを巡る警戒感が緩和。前日上昇した長期金利が上げ一服となったことも好感され、アップルやマイクロソフトなどハイテク株が特に買われた。 ダウは朝方から買い優勢で推移し、ほぼ終日上昇基調を維持。上げ幅は一時400ドルを超えた。ただ、ダウの上昇率が1.15%だったのに対し、ナスダックは2.05%高で取引を終えた。 前週のパウエル氏の発言や10月の雇用統計を受けて追加利上げ観測はいったん後退し、長期金利低下、株価上昇につながった。 だが、FRBによる追加利上げが依然あり得る中、来週発表される経済指標では特に米消費者物価指数(CPI)が注目されている。
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