✅ダウ-0.11% ✅ナス-0.85% ✅SP500-0.41% 13日のニューヨーク株式相場は、米国のインフレが減速しているとの観測から、早期の利上げ停止への期待が高まり、反発。 米労働省が朝方発表した3月の卸物価指数(PPI)は前月比0.5%低下となり、市場予想を大きく下回った。前日発表の3月の消費者物価指数(CPI)に続いて予想を下回り、「次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げし、その後は停止するとの見方に沿った内容」(米銀エコノミスト)と受け止められた。 朝方発表された週間の新規失業保険申請件数は23万9000件と前週から増加した。労働市場の逼迫(ひっぱく)が緩和に向かっているとの見方も、インフレ沈静化への期待を後押しした。 市場では、3月の米中堅2行の破綻をきっかけにした信用不安を背景に、「次回FOMCでは金利を据え置き、年内は政策金利を維持する」(日系金融機関)との声も出始めた。 早期の利上げ停止への期待から、景気敏感株を中心に買いが先行。金利低下局面で買われやすいハイテク株も上昇し、ダウ平均を押し上げた。 今週末以降、米企業の1~3月期決算発表が本格化。 14日には、JPモルガン・チェースなど大手行の発表が予定されている。信用不安が景気後退を後押しするとの警戒感が強く、株価の重荷となっている。
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