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7日のニューヨーク株式相場は、決算内容が予想を下回った米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが大きく売り込まれたものの、5営業日続伸。
ダウは米利下げ観測を背景に上伸して取引を開始。
ただ、赤字決算を発表したディズニーが9%超安と大幅に下落したことに加え、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げに消極的な発言が相場の重荷となった。
ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁はこの日のイベントで、6月の次回金融政策会合で示す自身の政策金利見通しについて、年内の利下げ回数をゼロとする可能性に言及。これを受け、低下傾向にあった長期金利が上昇し、ダウの上げ幅は終盤にかけて縮んだ。
市場関係者は発言の背景について、「FRBのパウエル議長が利上げの可能性を打ち消した中、(市場が)一方向に傾くのを避けるためバランスを取ったのだろう」と指摘。
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