✅ダウ-1.35%
✅ナス-1.40%
✅SP500-1.23%
4日のニューヨーク株式相場は、中東の地政学的緊張の高まりや、米連邦準備制度理事会(FRB)高官から早期の利下げ開始に懐疑的な発言が相次いだことが嫌気され、4日続落。
朝方発表された米雇用指標が弱い内容だったため、市場ではいったん早期利下げ期待が強まり、ダウ平均は昼過ぎまでプラス圏で推移した。
ただ、イスラエルのネタニヤフ首相がイランによる報復攻撃の可能性に備えていると述べたことが報じられると、戦闘激化への懸念が高まり、終盤にかけリスク資産の株を手放す動きが広がった。
ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁はこの日、インフレが減速していかなければ「年内の利下げが必要かどうか疑問が生じる」と指摘。他のFRB高官も、インフレ鈍化の確認に時間をかけることが賢明だとの見方を示し、市場で早期の利下げ観測が後退した。
ダウ平均はほぼ全面安となった。
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