✅ダウ+0.11%
✅ナス +0.54%
✅SP500+0.38%
30日のニューヨーク株式相場は、雇用情勢の悪化などを示す経済指標を受け、金融引き締めの長期化観測が後退し、4営業日続伸。
米民間雇用会社ADPがこの日発表した8月の全米雇用報告は、非農業部門の就業者数の増加幅が前月から半減し、予想も下回った。
2023年4~6月期の実質GDP(国内総生産)の改定値も前期比2.1%増と、速報値(2.4%増)から低下。いずれも景気減速を示唆する内容だったため、「来年前半にも利下げ局面に入る」(市場関係者)との見方が相場を支えた。
ダウは寄り付きから上昇し、一時3万5000ドル台を回復。ただ、弱い内容だった経済指標を背景にJPモルガン・チェースなど金融株が値を下げ、その後は一進一退の状況が続いた。
米金融当局が29日に公表した中堅銀行を対象とした新規制案が嫌気され、地銀株は売られた。
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