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週明け15日のニューヨーク株式相場は、銃撃を受けたトランプ前大統領が11月の大統領選で勝利するとの見方が強まり、4営業日続伸。
ダウは約2カ月ぶりに史上最高値を更新して終了。
トランプ氏が大統領に返り咲けば各種規制が緩和されるとの思惑から、金融や医療保険サービス銘柄が上昇。
「メキシコ国境の壁建設工事が増えるという連想」(日系大手証券)を背景に建機メーカーなども買われた。気候変動対策の後退が見込まれ、石油企業が値上がりした一方で、再生可能エネルギー関連銘柄は下落した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による先週の議会証言以降、9月の利下げ開始期待が台頭。
「これまで買いが集中していたエヌビディアなど半導体企業に利益確定売りが出て、その資金が出遅れ感のあった他の幅広い銘柄に向かっている」(同)とみられる。
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