✅ダウ+0.81%
✅ナス+1.22%
✅SP500+0.89%
週末4日のニューヨーク株式相場は堅調な米雇用統計を受け、景気の底堅さが意識される中で反発。
この日発表された9月の米雇用統計では、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比25万4000人増と、伸びは8月(15万9000人増)から大きく拡大。市場予想(14万人増=ロイター通信調べ)も大幅に上回った。失業率は4.1%で、前月から0.1ポイント改善した。
これを受け、労働市場の減速に対する過度な警戒感が後退。
景気後退(リセッション)を招かずにインフレが沈静化する「軟着陸(ソフトランディング)」が実現するとの見方が広がり、買いが優勢となった。
また米東海岸やメキシコ湾岸で1日始まった港湾労働者のストライキでは、労使が3日、賃金に関する暫定的な合意に達したと発表。スト終結で、サプライチェーン(供給網)の混乱を巡る懸念が後退したことも相場を下支えした。
コメント