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12日のニューヨーク株式相場は、インフレ鈍化を示す米経済指標を受け、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ局面の長期化観測が後退し、3日続伸した。
米労働省が12日朝方公表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%上昇と、2021年3月以来約2年ぶりに4%台を割り込む低水準となった。変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は4.8%上昇し、依然としてインフレが根強いものの、鈍化が確認されたことで「年内の追加利上げは今月の金融政策会合で終了」(邦銀)との見方が台頭した。
FRBはインフレ退治に向け、年内2回の追加利上げを想定している。今月の政策会合で0.25%の利上げに踏み切るとみられており、市場も織り込んでいる。CMEグループのフェドウオッチによると、市場は12日時点で92.4%が0.25%の政策金利の引き上げを織り込んでいる。
一方、9月の追加利上げを想定しているのは12.9%と、前日から10ポイントほど低下した。
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