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6日のニューヨーク株式相場は、米雇用指標の軟化を背景に利下げ期待が維持され、3日続伸。
米労働省が朝方発表した新規失業保険の申請件数は予想を上回った。
雇用の減速を示す内容で、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るとの観測が相場を支えた。
欧州中央銀行(ECB)がこの日の定例理事会で利下げを決めたことも支援材料となった。ただ、翌7日発表の5月の米雇用統計の内容を見極めたいとの思惑から、ダウの上値は重かった。
これまで相場をけん引してきた米半導体大手エヌビディアは1.1%安。人工知能(AI)を巡り、米当局が同社などに対し、反トラスト法(独占禁止法)に抵触していないか調査に乗り出すとの報道が嫌気された。
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