✅ダウ+0.40%
✅ナス +0.58%
✅SP500+0.52%
10日のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇が一服する中、3営業日続伸。
連邦準備制度理事会(FRB)高官らが9日に追加利上げに慎重な姿勢を示したことを受け、10日の長期金利は4.6%台に下がった。長期金利の低下に好感が広がり、ダウの上昇幅は一時300ドルに迫る勢いだった。
ただ、FRBのウォラー理事が10日の講演で、インフレ率を2%に引き下げることが役割だと発言すると、長期金利がじわりと上昇。米金融引き締めが長期化するとの観測が浮上し、ダウは上げ幅を縮めた。
一方、パレスチナのイスラム組織とイスラエルの戦闘が激化し、中東情勢が緊迫化する中、買いが入っていたシェブロンなどエネルギー株は値を下げた。
地政学リスクを意識したエネルギーの供給懸念が和らぎ、原油先物相場が低下したことが背景。
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