✅ダウ+0.33%
✅ナス-0.39%
✅SP500-0.12%
週末27日のニューヨーク株式相場は、米国のインフレ鈍化継続を示す経済指標が好感され、続伸。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比137.89ドル高の4万2313.00ドルと、3日ぶりに史上最高値を更新して終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は70.70ポイント安の1万8119.59で引けた。
米商務省が朝方発表した8月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比2.2%上昇と、伸びは前月(2.5%)から縮小し、2021年2月以来約3年半ぶりの低水準となった。市場予想(2.3%上昇=ロイター通信調査)も下回った。
統計を受けて、市場では11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、再び0.50%の大幅利下げが決定されるとの見方も浮上し、買い安心感が広がった。
また、米ミシガン大学がこの日発表した消費者調査では、9月の景況感指数(確報値)は70.1と、前月(67.9)と市場予想(69.3)をともに上回った。米景気の底堅さを裏付ける内容となり、株価を下支えした。
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