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週明け25日のニューヨーク株式相場は、トランプ次期大統領が発表した新財務長官人事に好感が広がり、4営業日続伸。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比8億8690万株増の18億6008万株。
トランプ氏は22日、投資ファンド経営者のスコット・ベッセント氏を財務長官に充てると表明した。同氏は規制緩和を志向するほか、財政赤字の拡大抑制を主張。
高止まりが続いていた米長期金利が大幅に下がり、買い安心感が広がったことで相場が押し上げられた。
トランプ氏は高関税政策を掲げるものの、市場でベッセント氏に対して「関税を(他国との)交渉道具と捉えている面もあり、極端な政策を取らない」(日系証券)との期待が膨らんだことも相場を支えた。
不正会計が判明したことを受けて翌26日の決算発表を延期すると明らかにした老舗百貨店メーシーズは2.2%安だった。2024年8~10月期の暫定的な業績結果は売上高が市場予想を下回り、振るわなかった。
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