✅ダウ+0.51%
✅ナス-0.27%
✅SP500+0.00%
週末3日のニューヨーク株式相場は、米政府機関の一部閉鎖を受けて9月の雇用統計の発表が見送られたものの、追加利下げへの根強い期待を背景に幅広い銘柄に買いが入り、6営業日続伸。
ダウは、4日連続で史上最高値を更新して終了。一時初めて4万7000ドル台に乗せた。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は63.54ポイント安の2万2780.51で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億4934万株増の12億8122万株。
1日から始まった政府機関の一部閉鎖が影響し、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の展望を占う雇用統計は公表されなかった。
手掛かり材料に欠けるものの、足元の労働市場の軟化傾向を踏まえ、FRBが今月の金融政策会合で「追加のリスク管理的な利下げ」(米金融大手)に踏み切るとの観測が台頭。恩恵を受ける金融株などに買いが入り、ダウの上げ幅は一時500ドルを超えた。
ただ、連邦議会でのつなぎ予算成立のめどが立たず、政府閉鎖の長期化懸念も浮上し、ダウは次第に上げ幅を縮めた。
人工知能(AI)の成長期待を支えにこれまで買いが膨らんだハイテク株に利益確定の売りが出たことから、ナスダックはマイナス圏に沈んだ。
市場参加者は「出遅れ感のあったヘルスケア銘柄などに資金が流れた」(日系証券)と分析した。
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