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✅ナス +0.55%
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11日のニューヨーク株式相場は、欧州市場の株価上昇を受け、景気後退懸念が和らぐとの観測から続伸。
中国が10日に不動産の金融支援策の一部を延長すると公表したことが下支えの材料となり、11日の欧州株式市場は軒並み上昇。米市場もこの流れを引き継ぎ、金融などの景気敏感株に買いが入った。
米労働省が12日に公表する6月の消費者物価指数(CPI)を巡っては、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが鈍化すると予想されている。
コアは米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレの先行きを占う指標として重視。このため、年内2回の追加利上げを想定するFRBが利上げペースを緩めるとの見方が一部ある。
ただ、雇用が堅調なことなどから、市場関係者は「引き続き年内2回の追加利上げを織り込んでいる」(日系証券)と説明する。
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