✅ダウ+0.38%
✅ナス+1.30%
✅SP500+0.88%
週末19日のニューヨーク株式相場は、米国のインフレ状況や人工知能(AI)の成長に対する楽観が根強く、続伸。
ダウは前日終値比183.04ドル高の4万8134.89ドル。
ナスダックは301.26ポイント高の2万3307.62ドル。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比26億8430万株増の39億5894万株。※「Triple Witching Day」3月、6月、9月、12月の第3金曜日。
前日発表された米物価指標は市場予想を大きく下回った。
今秋の政府機関の一部閉鎖が影響して数値がゆがめられた可能性があるものの、インフレ鈍化を背景に連邦準備制度理事会(FRB)が来年も追加利下げを進めるとの観測が維持され、金融やITなど幅広い銘柄が買われた。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、過剰なAI投資懸念から先週以降大幅に下げていた米IT大手オラクルなどが買い戻された。中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業をオラクルなどの企業連合が買収するとの報道が買い材料視された。
ニューヨーク株式市場では、クリスマス休暇から年明けにかけ株価が上昇しやすいとされ、「サンタクロースラリー」などと呼ばれる。
市場関係者からは「薄商いでは売りが控えられ、株価が上がる傾向にある」(日系証券)との声が聞かれた。
ダウ銘柄では、エヌビディアが3.9%高、ボーイングが2.8%高、ゴールドマン・サックスが2.0%高。
一方、前日発表の決算で、売り上げ減少の見通しを示したナイキは10.5%安。
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