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30日のニューヨーク株式相場は、7営業日続伸した。
米経済がマイナス成長に転落したことに警戒感が強まる中、取引開始直後には売りが加速し、下げ幅は一時780ドルを超えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4億6399万株増の15億1232万株。
米商務省が朝方発表した1~3月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比0.3%縮小。3年ぶりのマイナス成長を記録した。
個人消費が減速する中、市場では「景気後退入りの可能性が高まった」(日系証券)との懸念から、金融など幅広い銘柄の売りが膨らんだ。
一方、トランプ米大統領が打ち出す高関税政策の影響回避に向けた輸入急伸がマイナス成長の主な要因で、「景気後退のスタートではない」(米金融大手)との見方も徐々に広がった。
ダウと、投資家が重視するS&P500種株価指数は引けにかけてプラス圏に切り返した。
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