✅ダウ-1.73%
✅ナス-3.07%
✅SP500-2.24%
16日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が早期利下げに慎重姿勢を示したことを受けて売りが膨らみ、大幅続落。
パウエル氏はこの日の講演で、トランプ米政権の高関税政策が影響し、FRBが掲げる物価安定と雇用最大化の目標達成から「遠ざかる」と明言した。
景気先行き不透明感が強まる中、様子見姿勢を続ける考えを表明。
利下げ再開が遅れるとの見方から、金融やハイテクなどの銘柄の売りに拍車がかかり、ダウの下げ幅は一時1000ドルに迫った。
ダウの下げを主導したのは米半導体大手エヌビディアだ。
中国向け人工知能(AI)半導体が米政府の輸出規制対象となったことが嫌気され、同社株は約7%下げた。投資家心理の悪化で他のハイテク銘柄にも売りが波及し、ナスダックも急落した。
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