✅ダウ-1.69%
✅ナス-2.20%
✅SP500-1.70%
週末21日のニューヨーク株式相場は、米当局から調査を受けていると報じられた米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループに売りが膨らみ、大幅続落。
ダウの下げ幅は一時800ドルを超えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億3798万株増の12億8823万株。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)はこの日、メディケア(高齢者向け公的医療保険)の請求慣行が公的医療費の負担増を招いている可能性があるとして、司法省がユナイテッドヘルスを調査し始めたと伝えた。
経営の先行き不安から同社株は7%超安と急落、相場を押し下げた。
ダウ終値の下げ幅は今年最大だった。
アンセムやヒューマナなど他の保険大手にも売りが波及した。
米ミシガン大学が発表した2月の消費者景況感指数(確報値)など、さえない米経済指標も嫌気されて金融や小売りなど幅広い銘柄が売られた。
市場参加者は「景気先行き懸念が生じた」(日系証券)と警戒感を強めた。
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