✅ダウ-1.01%
✅ナス-0.47%
✅SP500-0.43%
20日のニューヨーク株式相場は、業績予想が期待外れと受け止められた米小売り最大手ウォルマートに売りが膨らみ、3営業日ぶりに反落。
ウォルマートは6.5%下げた。20日発表した2024年11月~25年1月期決算は、売上高が前年同期比4.1%増。純利益は4.4%減だったものの保有株の評価損が主因で、いずれも市場予想を上回った。ただ、26年1月期の調整後1株当たり利益見通し(2.50~2.60ドル)が事前予想を下回ったことなどが嫌気され、寄り付きから大幅下落。
ダウは一時670ドル超下げた。この日はそのほかの小売大手株も売られ、ターゲットは2%下げた。
トランプ米大統領の関税政策への懸念も相場の重荷となった。同氏は19日、半導体や自動車、医薬品など幅広い輸入品を対象とした関税について、「来月中か、それより早く発表するだろう」と述べた。
また、新たに木材にも関税を課す意向を示した。
米国による関税政策が貿易摩擦やインフレ再燃を招くとの懸念が改めて強まり、リスク選好意欲が後退した。
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