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✅ナス+2.46%
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連休明け27日のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領による欧州連合(EU)への高関税適用の延期表明が好感され、大幅反発。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億4675万株増の11億5127万株。
トランプ氏は25日、SNSへの投稿で、EUからの輸入品に課税する50%の関税措置を7月9日まで見送ると表明した。
米EU双方が貿易交渉の加速に前向きとみられることから、通商摩擦激化による景気下押し懸念が後退。投資家心理の悪化に歯止めがかかり、ハイテクや金融、小売りなど幅広い銘柄が買われた。
民間経済指標の改善も相場を押し上げた。
コンファレンス・ボードが27日発表した5月の消費者景気信頼感指数は98.0と、6カ月ぶりに上昇。市場では「楽観的ではないが、悲観は少ない」(米地銀)内容との受け止めが広がり、ダウの上げ幅は拡大した。
ダウは23日までの4営業日で1100ドル超下げたため、買いが入りやすい地合いだった。

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