✅ダウ+1.36%
✅ナス+0.71%
✅SP500+0.84%
11日のニューヨーク株式相場は、8月の米消費者物価指数(CPI)がおおむね予想に沿った内容だったことを受けて大幅反発。
優良株で構成するダウは、2日ぶりに史上最高値を更新。初めて4万6000ドル台に乗せた。
ナスダックは2万2043.07と、4日連続で最高値を塗り替えて引けた。
投資家が重視するS&P500種株価指数も最高値を更新した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6142万株増の11億7239万株。
米労働省がこの日発表した8月のCPIは前年同月比2.9%上昇と市場予想(ロイター通信調べ)と一致。伸び率は前月から拡大したものの、労働市場の減速が示される中、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の会合で利下げを決定するとの見方が一段と強まった。
日系証券筋は「この日の統計を受けて、市場では今後の会合ごとに追加利下げが行われるとの期待感が高まった」と分析した。
この日発表された米週間新規失業保険申請件数(6日までの1週間)は前週比2万7000件増の26万3000件と2週連続で悪化し、市場予想の23万5000件を大幅に上回った。
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