✅ダウ-0.98%
✅ナス+0.18%
✅SP500-0.39%
15日のニューヨーク株式相場は、米消費者物価指数(CPI)の伸び加速を嫌気した売りがかさみ、反落。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比436.36ドル安の4万4023.29ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は37.47ポイント高の2万0677.80と、2日連続で史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7474万株増の11億3323万株。
朝方発表された6月のCPIは前年同月比2.7%上昇と、2カ月連続で拡大。
トランプ米政権の高関税政策が物価を押し上げたとみられる。
関税発動に伴うインフレ再燃への警戒感から、金融や小売りなどの銘柄が売られた。
半面、米半導体大手エヌビディアは4%高と底堅かった。
同社の中国向け人工知能(AI)半導体の対中出荷が再開される見通しとなったことが好感され、関連銘柄にも買いが波及。ナスダックをけん引した。
この日はJPモルガン・チェースなど金融大手の決算発表が本格化した。好調な業績内容だったものの、純金利収入が前期から減少したことに失望感が広がり、JPモルガンは0.7%安と振るわなかった。

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