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20日のニューヨーク株式相場は、米半導体大手エヌビディアの底堅い決算を好感した買いが失速し、反落。
上げ幅は一時700ドルを超えたが、巨額の人工知能(AI)投資を巡る懸念などによる売りに押されて急落した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億5663万株増の12億9602万株。
前日引け後に発表した決算内容が市場予想を上回ったエヌビディアは一時5%高と相場をけん引。
マイクロソフトなど他のAI関連銘柄にも買いが波及したが、割高感に加え、投資が収益向上につながるか懐疑的な見方も相まって、エヌビディア株は3%安で取引を終えた。
ハイテク株の売りが膨らみ、ダウは取引時間中の高値から一時1100ドル超下げるなど、荒れ模様となった。
AI成長拡大見通しがこれまでの相場をけん引してきたが、企業の財務悪化リスクなども浮上。
市場ではAIバブル論が語られることもあるが、エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)は19日の電話会見で、「われわれは全く異なるものを見ている」と述べ、否定的な見解を示した。
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