✅ダウ-0.82%
✅ナス -2.23%
✅SP500-1.61%
31日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が3月の利下げに否定的な見解を示したことで売りが急拡大し、5営業日ぶりに反落。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4億3943万株増の12億9157万株。
FRBはこの日の金融政策会合で政策金利の据え置きを決めた。
声明では、インフレが2%目標へ着実に低下する確信を一層持てない限り、利下げは適切でないと指摘したが、市場の反応は限定的だった。
ところが、パウエル氏は会合後の記者会見で、「3月までに(利下げの)確信が得られる可能性は考えられない」と表明したところ、早期利下げ観測が後退。金融やITなど幅広い銘柄の売りが膨らみ、ダウは引けにかけて急落した。
2024年1~3月期の主要部門の業績見通しが市場予想を下回ったマイクロソフトは2.7%安だった。市場関係者は「これまで堅調に株価が伸びていた反動から、利益確定の売りが出た」(日系証券)と説明した。
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