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今年最後の取引となったニューヨーク株式相場は、連日の過去最高値更新を受けた利益確定売りに押され、4日ぶりに反落。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億935万株増の8億7177万株。
この日は利益確定売りが進んだほか、侵攻を続けるロシアがウクライナに大規模な攻撃を加えたことが嫌気され、相場が下落。
ダウの下げ幅は一時170ドルを超えたが、米連邦準備制度理事会(FRB)による来年3月の利下げ観測などが支えとなり、引けにかけて幅を縮めた。
この日大納会を迎えた東京市場では、年末としては史上最高値となったバブル経済最盛期の1989年以来34年ぶりの高値を付けた。欧州市場も高値を確保。ダウは値を下げたものの、過去最高値圏で推移し、日米欧とも高値水準を維持して今年の取引を終えた。
来年の米相場見通しを巡っては「高値が当面続く」(日系証券)可能性がある一方、中東情勢やロシアによるウクライナ侵攻などの地政学リスクが世界経済にブレーキをかける懸念は拭えない。
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