✅ダウ+0.40%
✅ナス-0.38%
✅SP500+0.06%
22日のニューヨーク株式相場は、注目企業の決算発表を翌日に控えて持ち高調整の買いが入り、3営業日ぶりに反発した。
投資家が重視するS&P500種株価指数は連日で最高値を塗り替えて取引を終えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は1億7739万株増の12億5691万株。
米グーグル親会社のアルファベットや米電気自動車(EV)大手テスラの決算を前に市場の様子見ムードが強く、出遅れ感のあった製薬や生活必需品関連が買われる一方、最近上昇が続いていたハイテクや金融などの銘柄が売られた。
米長期金利の低下が相場を下支えした。
ソフトバンクグループなどの人工知能(AI)インフラ投資計画「スターゲート」が苦戦しているとの米報道を背景に、半導体関連の下落が目立った。
ナスダックは前日まで6営業日続伸して最高値を更新し続けており、ハイテク株に利益確定の売りが出やすかった。
市場参加者からは、夏季休暇シーズンの薄商いで、相場は緩やかに上がりやすいとの指摘が聞かれた。日系証券の担当者は「『閑散に売りなし』という格言通り、最近はふわふわと上がっている」と話した。
トランプ米政権と各国の貿易交渉も材料視されている。
ベセント米財務長官はこの日、米FOXビジネスのインタビューで、中国との閣僚級貿易協議を28、29両日にスウェーデンのストックホルムで開くと明らかにした。

コメント