✅ダウ+1.40%
✅ナス +1.38%
✅SP500+1.36%
13日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が来年に利下げを加速する想定を示したことが好感され、5営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比512.30ドル高の3万7090.24ドルと、史上最高値を2022年1月以来1年11カ月ぶりに更新して終了した。3万7000ドル台に到達したのは初めて。 ハイテク株中心のナスダック総合指数は200.56ポイント高の1万4733.96で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4億2599万株増の13億262万株。
FRBはこの日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、2024年末の政策金利見通し(中央値)を今年9月時点から引き下げた。0.25%幅なら従来より1回多い計3回の利下げが行われる見通しとなったことで、相場が急上昇。引けにかけて上昇基調が続いた。
パウエル議長はFOMC終了後の記者会見で、「インフレはピークより下がっており良いニュースだ」との認識を示した。米経済指標から足元の物価高は和らぎつつあり、市場では「来年の早い段階でインフレ率は2%台に到達する」との観測が浮上。物価高を抑えつつ景気後退を回避する「軟着陸」への期待の高まりが、直近の株高を支えている。
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